〜感想〜
教師である主人公の4歳の娘が、たまたま学校にいるときにプールに転落して死亡する。事件なのか、事故なのか、ということを様々な人物の目線から考えていく、というストーリー。
その事実を様々な目線から見ることで、善悪の認識が変わってしまう。
事実は変わらないのに、語り手が変わることで解釈が変わってしまい、複雑な気持ちにさせられる作品です。
何が善で何が悪なのか考えさせられた作品で、「面白い」という感情はありませんでしたが、傑作だと思います。
メンタル的に良好な状態のときに読むことをおススメします。
素晴らしい作品ですが、闇深くてナイーブな気持ちになります。
一読の価値ありです!ぜひ読んでみてください。
おすすめ度:★★★★☆
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