【投資のテクニカル分析】株式を購入するベストなタイミングは?役立つテクニカル分析を紹介します!

私は、長期投資、中期投資、短期投資を全てやっている投資家です。

「株式とかっていつ購入するのがいいの?」「上がりすぎ、下がりすぎ、ってどう判断するの?」と思っている人は多いと思います。

その疑問に対して、役に立つテクニカル分析を紹介します。

本記事は、以下のような人を対象に書いています。
・金融商品を購入するべきタイミングがわからない人
・短期投資をしたい人
・長期投資でパフォーマンスを少しでも上げたい人

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それでは、解説していきたいと思います。

テクニカル分析とは?

テクニカル分析とは、「ある期間の株価の動きを統計的な指標を使って分析すること」です。

例えば、1週間で株価が20%上がったとします。
この場合、以下のような思考になるのではないでしょうか?

・ちょっと上がりすぎだからこれから下がる?
・下がるとしたらどこまで下がる?
・このまま上がり続ける?
・上がるならどこまで上がる?

上記のような思考になるのは当然です。
株価の動きは予測できないので、上がるか下がるかわかりませんよね。

しかし、これまでの株価の変動や出来高(取引量)など、テクニカル指標から統計的に考えることで、上がるか下がるかの予測に信憑性が増します。

テクニカル分析をすることで、「株価変動の予測に根拠を持たせること」ができます。

ただ、間違ったテクニカル分析をしていたり、予測が外れた時の対応ができていないと、大きな損失を出してしまうので、ご注意ください。

なぜテクニカル分析をするのか?

テクニカル分析をする理由は、「株価の変動を予測するため」です。

ここで矛盾しているように感じる人は多いと思います。
なぜなら、「株価の動きは予測できない」というのが投資の大前提です。

矛盾を感じることができた人は、長期投資のことをよく理解できていると思います。

株価の変動は、テクニカル指標、機関投資家の売り買い、社会経済ニュースなど、様々な要因が影響しています。
なので、予測はできません。

しかし、テクニカル指標を用いて統計的に分析することはできます。

テクニカル分析をすることで、株価の方向性(上昇トレンド?下降トレンド?)や勢い、上がるとしたらどこまで上がるのか、逆に下がるとしてどこまで下がるのか、など、様々なことを統計的に考えることができます。

統計的に分析することで、株価の動きを「感覚」ではなく「統計的視点」で考えることができます。

結果的に、投資におけるパフォーマンスの向上が見込めます。

ただ、あまり理解せずテクニカル分析をして売買をすると、パフォーマンスが逆に下がることもあるので、要注意です。

私がテクニカル分析を使うのは、大きく以下の場合です。

・短期投資をするとき
・長期ポートフォリオの再検討をするとき
・日々の株価の方向性を確認したいとき

テクニカル分析の用途は人それぞれかと思いますが、短期投資にはテクニカル分析は必須かと思います。

具体的にどのテクニカル指標を使っているか、後章で説明していきます。

役立つテクニカル分析

私が使っているテクニカル指標は、以下の6つです。

移動平均線

移動平均線とは、「ある一定の期間の株価推移の平均値を曲線で表したチャート」です。

下の画像でいうと、画面中段にある3本の線が移動平均線です。
黄色:短期移動平均線
オレンジ:中期移動平均線
緑:長期移動平均線

移動平均線から何がわかるのかというと、一定期間ごとのトレンド(方向性)は上昇しているのか下降しているのかがわかります。

また、短期移動平均線が中長期移動平均線と交わると、トレンドが変わることを示唆しており、短期移動平均線が上昇してクロスすることを「ゴールデンクロス」と言います。
株価が上がる兆候です。

逆に、下降してクロスすることを「デッドクロス」と言い、株価が下がる兆候ですね。

また、移動平均線から株価が大幅に離れているときは、上がり過ぎや下がり過ぎのサインでもあります。

移動平均線の性質を理解して、テクニカル分析の一つとしてうまく使えるといいですね。

トレンドライン(サポートライン・レジスタンスライン)

トレンドラインとは、「直近の高値や安値を直線で結んだ、株価の方向性を示すライン」です。

下の画像でいうと、画面中段右側にある白線(実線+点線)が、私が例で引いたトレンドラインです。
直近の安値を結んでいます。

トレンドラインは何を意味するかというと、名前の通り「トレンド(方向性)」です。

今回引いたのは、上昇のトレンドラインです。
そのため、白線を下回らなければ上昇トレンドが続いている、という判断ができます。

逆に、白線を下回ると、上昇トレンドが終わったことを示唆します。
※下降トレンドになることを意味するわけではないので、要注意です。

こういった、ここを下回ったら上昇トレンドが終わる、というトレンドラインを「サポートライン」と言います。

サポートラインとは、「過去の傾向から、この値よりは下がらないだろう」と考えられるラインです。
様々な引き方がありますが、今回は割愛します。

直近の高値を結んだ線を「レジスタンスライン」と言い、下降トレンドのときによく使われます。

考え方は、サポートラインと同じ考え方です。

トレンドラインは結構重要なテクニカル指標になります。
正しくトレンドラインを引けるようになれば、テクニカル分析の精度も上がるでしょう。

出来高(取引量)

出来高とは、「一定期間に取引された総数を表す量」です。

下の画像でいうと、画面中段より少し下にある黄色の棒グラフが出来高です。

出来高の量が何を意味するかというと、ざっくりいうと「注目度、値動きの強さ」です。

どのくらい取引されたかによって、その期間の株価変動が強いか弱いかがわかります。

例えば、株価が10%上昇した日が2日あるとします。
一方は出来高が5万株、もう一方は出来高が100万株だとしたら、後者の方が強い上昇であると考えられます。

なので、出来高の少ない上昇や下落は、一時的であることが多い傾向があります。

一時的な株価変動に惑わされないよう、出来高は要チェックです。

MACD

MACDとは、「移動平均収束分散」のことで、中期移動平均線と短期移動平均線を用いて株価のトレンド(方向性)を見極める手法です。

下の画像でいうと、画面下部の黄色と緑のチャートがMACDです。
緑:短期移動平均線
黄色:中期移動平均線

MACDから何がわかるかというと、「トレンドの転換点」です。

短期移動平均線と中期移動平均線が交差するとき、トレンドが転換したことを示唆します。

下向きにクロスしたら下降トレンドに、上向きにクロスしたら上昇トレンドに転換したと考えられます。

MACDを使いこなし、トレンドの転換を見極めれるようになりましょう。

RSI

RSIとは、「相対力指数」のことで、現在の株価の方向性や勢いを示すチャートです。

下の画像でいうと、画面中段より少し下にあるオレンジのチャートがRSIです。

RSIから何がわかるかというと、「現在の株価のトレンド(方向性)や上がり過ぎ、下がり過ぎ」です。

RSIが50以上であれば上昇トレンド、50以下であれば下降トレンドだと想定されます。

また、80以上や20以下などの過度な値になっているときは、上がり過ぎや下がり過ぎのサインにもなります。

RSIを活用し、株価変動の勢いや特性を把握しましょう。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、「株価のボラティリティ(変動の激しさ)を表すチャート」であり、一定期間の株価の推移から、統計学的にどの程度まで変動する可能性があるかを示したものです。

下の画像でいうと、画面中段の2つの緑の線がボリンジャーバンドです。

ボリンジャーバンドが何を意味しているかというと、「想定される値動きの幅」です。

株価が上昇したとしても上の線まで、下落したとしても下の線までだろうと、統計的に考えられる値動きの幅を示しています。

ボリンジャーバンドを超えてくることは全然ありますが、上がり過ぎや下がり過ぎのサインだといえます。

ボリンジャーバンドを活用し、どこまで上がるか、どこまで下がるかを予測しましょう。

まとめ

私が使っているテクニカル指標の意味や使い方をまとめてみました。

実際にアテになるときもあれば、ならないときもあります。
ですが、根拠のない株価予想よりは、確実におすすめできます。

テクニカル指標は全て、事実データや統計的観点によるチャートなので、そういう認識で有効活用することが重要だと思います。あくまで統計なので。

これらのテクニカル分析をマスターし、投資のパフォーマンスを上げていきましょう!

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