私は、長期投資から短期投資まで、様々な方法で投資をしている個人投資家です。
これから投資を始めようとしている方は、こんな疑問を持っているのではないでしょうか。
「投資を始めたいけど、何を買えばいいの?」
そんな疑問に対して、一般的に長期投資では何を買うのが最適解とされているか、という観点で説明したいと思います。
本記事は、以下のような人を対象に書いています。
・これから投資を始める人
・どの銘柄に投資すればいいかわからない人
結論:【VTI】か【SPY】のどちらかに投資することが最適解です!
投資を始めるには、口座開設は必須です。
まずは口座開設をしましょう。
それでは、説明していきます。
どんな観点で投資先を選ぶのか?
まず大前提として、安全かつ継続的な成長が見込める投資先であることが重要です。
この大前提を満たすために、確認すべき観点は大きく3つです。
①投資先が分散されているか(リスクヘッジできているか)
長期で投資をする場合、投資先が破綻しないことが重要です。
ある企業の株を購入する場合、その企業が倒産した場合は、投資した資金は無くなります。
そのため、きちんと分散されたETFを購入するべきです。
②成長する見込みがあるか(過去の推移など)
投資をする意味は、資産を増やすことです。
成長しない投資先に投資していても、資産は増えていきませんよね。
確実に成長する企業を見つけることができればベストですが、容易なことではありません。
そのため、過去の推移を見て成長し続けている銘柄や、成長し続けられるような仕組みになっているETFを購入すべきです。
③運用にかかる経費(購入手数料や経費率など)
①②の内容を踏まえ、長期投資先としてはETFがベストだと言えます。
しかし、ETFは基本的に運用費などがかかります。
個別株を購入する場合は運用費などはかからないことが多いですが、ETFは、運用者がいるため、運用費がかかります。
この運用費(経費率)が高いと、せっかく投資先の株価が上がっても、利益が少なくなってしまいます。
そのため、運用費(経費率)が低いETFを購入するのがベストです。
おすすめ投資先
上記で説明した「投資先を選ぶ観点」から、ETFを購入することがベストです。
そのため、おすすめの投資先であるETFを紹介していきます。
おすすめ投資先①【VTI】
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(Vanguard Total Stock Market ETF)は、米国籍のETF(上場投資信託)。CRSP米国総合指数のパフォーマンスに連動する投資 成果を目指す。あらゆる時価総額規模の米国株式を保有。米国株式市場全体を投資対象とする。3500以上の銘柄を保有し、時価総額ベースでウエートを算定。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/VTI:US
要するに、米国全体に投資するイメージです。
このETFの良いところは、
・米国の企業全体に投資しており、分散がしっかりされている
・過去数十年の株価の推移が、右肩上がり(長期に渡り、上昇し続けている)
・運用費(経費率)が低い
というところです。
文句なしのETFですね。ここに投資するのが最適解でしょう。
おすすめ投資先②【SPY】
SPDR S&P500 ETFトラスト(SPDR S&P 500 ETF Trust)は米国籍のETF(上場投資信託)。S&P500種指数に連動する投資成果を目指す。S&P500種指数の全構成銘柄を組み入れる。主に米国の大型株を保有。ユニット型投資信託であり、四半期ベースで配当を支払う。保有銘柄のウエートは時価総額ベースで算定。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/SPY:US
要するに、米国の優良企業500社に投資するイメージです。
S&P500という指数に連動するように投資されたETFになっています。
このETFの良いところは、
・米国の優良企業500社に投資しており、分散がしっかりされている
・過去数十年の株価の推移が、右肩上がり(長期に渡り、上昇し続けている)
・運用費(経費率)が低い
というところです。
VTIとの違いとしては、「投資先を厳選しているため、利回りが高くなる可能性がある」ということです。
ただ、逆のことも言えます。
VTIの方が利回りが良くなる場合もあります。
これは個人が持つ情報量や投資スタイル、好みによって決めれば良いと思います。
VTIでもSPYでも、おすすめできるETFです。
おすすめ投資先③【SPYD】
S&P500®高配当指数は、S&P500®指数の採用銘柄のうち配当利回りが高い80銘柄のパフォーマンスを計測する指数です。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/SPYD:US
要するに、米国の高配当銘柄に投資するイメージです。
S&P500という指数の構成銘柄のうち、高配当銘柄80社に投資されたETFになっています。
このETFの良いところは、
・米国の高配当銘柄80社に投資しており、分散がしっかりされている
・過去数十年の株価の推移が、右肩上がり(長期に渡り、上昇し続けている)
・運用費(経費率)が低い
・配当利回りが高い
というところです。
SPYとの違いとしては、配当利回りです。
配当金狙いで投資をする人におすすめのETFになっています。
ただ、SPYと比べて配当利回りが高い分、運用利回りは低くなります。
まとめ
長期積立投資であれば、本記事で紹介したETFが断然おすすめです。
ただ、一つ言えることは、
「何を買うか」も大事ですが、「投資を始めること」が一番大事
ということです。
まずは口座開設をして、投資を始めましょう。
そして、おすすめは「SBI証券」です。
投資について、他の記事も書いているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
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