VMware認定資格である「VCP-DTM」についての概要やおススメ対象者、勉強方法をまとめました。
これから資格取得しようと考えている方は、ぜひご覧ください。
結論：「テキストを理解し、過去問やっておけば合格はできます！」
サイト内で過去問サイトも紹介しますので、そちらを参考にしてください。
概要
VCP-DTMとはどんな資格か、どんな人におススメの資格か、合格するためにはどうすれば良いのかを説明していきます。
VCP-DTMとは？
VMware社が認定している資格で、仮想デスクトップの概念理解や設定・構築、仕組みについての知識を問われる試験です。
VMware社が提供している「VMware Horizon」という仮想デスクトップサービスがメインです。
テレワークが普及してきたこの時代に、セキュリティ対策は必須です。
そのためには、仮想デスクトップ（VDI）や端末のローカル領域にデータを残さないなどの対策が必要になってきます。
仮想デスクトップの知識は必要だと思います。
勤務先では、すでに使っている人も多いのではないでしょうか。
考え方・概念を理解するために、まずは、VCP-DTMに合格しましょう！
以下、資格取得までの条件について、参考URLです。
https://www.vmware.com/jp/education-services/certification/vcp-dtm.html
どんな人におススメ？
・システムエンジニアの人
・VMware Horizonを設定することがある人
・情報システム担当者の人
テレワークが普及してきたので、情報システム担当者の方は仮想デスクトップサービスとはどんなものか知っておく必要があります。
仮想デスクトップサービスを知った上で、どのようにテレワークを実現していくか、費用や設備を加味して検討できると良いかと思います。
今後の動向を踏まえると、テレワーク環境の検討や見直しが必要になったり、自分が利用者になる可能性が高いため、この機会に勉強しましょう！
難易度
難易度：★★★☆☆
他のVCP資格と同様、内容は難しいですが、試験はそこまで難易度が高くない資格です。
試験概要・合格基準
試験時間：105分（バージョンによって試験時間が異なる可能性があります）
出題数 ：65問（バージョンによって問題数が異なる可能性があります）
出題形式：４択問題
出題分野：VMware Horizon（仮想デスクトップサービス）知識全般と、それに関する基礎知識
合格基準：300/500（正答率60％で合格）
試験概要は、以下URLでご確認ください。
https://www.vmware.com/jp/education-services/certification/vcp-dtm-exam.html
試験申し込みには、VMwareアカウントが必要です。
試験への申し込みや試験方法については、以下の公式サイトをご覧ください。
https://www.vmware.com/content/dam/learn/ja/apac/pdf/Certification_exam_examination_procedure1.pdf
合格した感想
私は社会人3年目でVCP-NVに合格しましたが、VCP-DCVとVCP-NVを取得していたので、VMware製品についてはある程度理解している状態で受験しました。
VMware Horizonも操作したことがありましたので、理解に苦しむことはありませんでした。
テレワークやセキュリティを検討する際にも、仮想デスクトップは出てくるキーワードかと思います。
このタイミングで勉強してよかったと感じています。
ベンダー資格は受験費用が高いですし、VCP資格は受験条件を満たすまでにステップを踏む必要がありますので、絶対に取得した方がいい、とは思いません。
しかし、受験条件が厳しいことを考えると、取得することに価値はあります。
ちなみに、現時点ではあまり有名な資格ではありませんが、テレワークが普及するにつれて少しずつ有名になっていくのではないかと考えています。
仮想デスクトップを学ぶためにも、自分の市場価値を高めるためにも、VCP-DTMはおススメです！
試験に合格するために
私が試験に合格するために、何時間勉強したか、どのように勉強したのかを説明していきます。
また、VCPを取得するための受験条件がありますので、それも説明します。
受験条件
【VMware認定の研修に参加すること】
※他のVCP資格を受験する際に研修を受けていれば、改めて研修に参加する必要はありません。
これは、研修を受けるだけで試験もないので問題ありません。
可能であればハンズオン付きの研修に参加して、実際にネットワーク仮想化の環境を操作する経験をした方が良いです。
VMware認定の研修は、以下のサイトで確認できます。（2. (Required) Attend one of the required training courses）
https://www.vmware.com/jp/education-services/certification/vcp-dtm.html
ただ、参加費用が高いので、資格取得を本気で考えている人にしかおススメできません。
以前は【Foundations Examに合格していること】も受験条件でしたが、不必要になったようです。
勉強時間
私がVCP-DTMを取得したのは社会人3年目のときですが、VCP-DCVとVCP-NVを取得していましたし、Horizonを操作したことがあるので、ある程度理解できている状態でした。
そんな私が試験までに費やした勉強時間は、ざっくり【30時間】です！
私は、VCP-DCVを取得した際に研修に参加しているので、研修参加は必須ではありませんでした。
そのため、テキストで網羅的に勉強をし、過去問演習・暗記をしました。
仮想デスクトップサービスに関する試験内容のため、まずは仮想デスクトップサービスとはどのようなものかを理解する必要があります。
その後、VMware Horizonに特化して理解していく、という流れです。
また、ベンダー資格あるあるですが、内容が理解できているかは考えず「試験に合格すること」だけを目的にするのであれば、過去問を暗記すればある程度合格に近づきますので、その場合は勉強時間を短くできると思います。（おススメはしませんが、、、。）
この試験では、私が受験した際にはほぼ全問が過去問と同じ問題でした。
資格取得が目的であれば、過去問暗記で【10時間】くらいあれば合格できると思います。
具体的な勉強方法は、次で説明していきます。
勉強方法
基本的には、テキスト理解、過去問演習の2つです。
まずは、テキストによる勉強です。
仮想デスクトップサービスとはどんなものか、VMware Horizonの仕組みが理解できるまで勉強しましょう。
私は市販のテキストを使って勉強しました。
しかし、この試験は結構技術的な問題が多かった印象なので、テキストでの勉強は「意味のある知識を習得するため」という目的です。
合格のためには、過去問演習です。暗記までしたいところです。
私のおススメは、以下のテキストです。
VMware公式テキストなので、信頼できるテキストかと思います！
以下のリンクから、電子でも紙でも購入できます。
Amazonで購入される方はこちら。
楽天で購入される方はこちら。
次に、過去問演習ですが、ひたすら暗記していきましょう。
過去問は、「Exam Topics」というサイトにまとめられています。（以下、URL）
※2021年時点での最新バージョン試験の過去問です。バージョンが変わっていたら、過去問を検索し直してください。
https://www.examtopics.com/exams/vmware/2v0-5119/
ベンダー資格は、あるタイミングで試験問題見直しや入れ替えがあるので、ご注意ください。
無料ですが、稀に解答が間違っていることもあるので、要注意です。
英語サイトなので、翻訳できるブラウザ（Chromeなど）で日本語に変換して使うと便利です。
おすすめ教材
私のおススメは、以下のテキストです。
VMware公式テキストなので、信頼できるテキストかと思います！
以下のリンクから、電子でも紙でも購入できます。
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楽天で購入される方はこちら。
まとめ
VCP-DTMは、今後テレワークの時代になっていくことを考えると、価値のある資格だと思います。
ぜひこれを機に、勉強してみてください！
知識の習得は、早ければ早いほど効果的です。
できる限り早く資格取得をして、知識を持って仕事をしていきたいですね！
他の資格についても本ブログでまとめていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
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