プラチナデータ/東野圭吾

〜感想〜

警察はDNA検索システムを用いて様々な事件を解決に導いていた。しかし、「プラチナデータ」と呼ばれる、システムで検索しても一部権力者のDNA情報は表示させない仕組みがあった。そのプラチナデータを巡り、殺人が起きていく、というストーリー。

二重人格という要因により、事件の内容がとても複雑に構成されているが、様々な伏線を回収していくところが読んでいて楽しかったです。

警察内部の悪事を織り交ぜているのも、個人的には好きな要素の一つでした。フィクションですが、とてもリアルな設定だなあと思いながら、引き込まれるように読み進めることができました。

映画化されている作品であるため、小説を読んでから映画を観て、2度楽しむことをおススメします!

おすすめ度:★★★★☆

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