はじめに
dotsは従来のChatGPTと何が違うのかでは、常時稼働という特性について解説しました。では実際に、個人の日常業務でdotsを使うと、どんなことが自動化できるのかを具体的にイメージしてみます。
dotsが得意とする作業の特徴
dotsが力を発揮しやすいのは、次のような特徴を持つ作業です。
- 一度の指示で完結せず、継続的な調査・情報収集が必要な作業
- 結果が出るまでに時間がかかり、その間ずっと画面の前で待つ必要がない作業
- 複数のアプリ・情報源をまたいで情報を集約する必要がある作業
逆に、1〜2往復のやり取りで終わるような簡単な質問や、その場での壁打ちには、従来のChatGPTの方が手軽です。
活用イメージの例
あくまで一般的な活用イメージですが、次のような使い方が考えられます。
① 情報収集・リサーチの継続実行
特定のテーマについて、定期的に最新情報を調べてまとめておいてもらう、という使い方です。毎回自分で検索して情報をかき集める手間を省けます。
② 複数ツールをまたいだ情報整理
dotsは4,000以上のアプリと連携できるため、複数のツールに散らばっている情報(スケジュール、タスク管理ツール、メールなど)を横断的に確認し、整理してもらうといった使い方が考えられます。
③ 長時間かかる文書作成・分析作業
資料の下書き作成やデータ分析など、時間のかかる作業を依頼し、自分は他の作業を進めながら、完了したら結果を確認する、という進め方ができます。
④ Slack・Teams経由での進捗確認
作業を依頼した後、普段使っているSlackやTeamsから進捗を確認したり、追加の指示を出したりできるため、専用のアプリを開き直す手間を減らせます。
導入前に考えておきたいこと
dotsを使いこなすには、「何を、どこまで任せるか」を自分の中で明確にしておくことが重要です。任せる範囲が曖昧なまま使い始めると、期待していた結果と違うものが出てきたり、逆に「結局自分で確認し直す作業が増えた」と感じたりすることもあります。
まずは、継続的な調査や、時間のかかる定型作業など、比較的任せやすいタスクから試してみて、自分の業務のどの部分にフィットするかを見極めることをおすすめします。
まとめ
dotsは、継続的な調査や複数ツールをまたいだ情報整理、時間のかかる文書作成・分析作業などで活用イメージが広がります。すべての作業を任せようとするのではなく、「任せやすいタスク」から試し、自分の日常業務のどこにフィットするかを見極めながら活用範囲を広げていくのが現実的な進め方です。
執筆者プロフィール:SIer(元請け)とITコンサルファーム(発注側支援)、両方の立場でプロジェクトに従事(通算9年)。要件定義からベンダーマネジメントまで一貫して対応し、基幹システム刷新・DX推進プロジェクトに多数従事。


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